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2.音の取り方
【録音の仕方】
Audacityなどの音声波形ソフトをインストールし、開いて下さい。
再生ボタンとか色々ありますが、多分皆大体わかると思います。
上の画像と同じ設定にすると、PC内の録音が可能です。
音源をDLしたり、動画として録画したりなどをした場合はwav変換なりをして、
そこから音を取るのも丸です。
音源の設定について一つ注意点があるのですが、TIPSというエンジンを使う場合、
必ずサンプリング周波数は「44100Hz」にしておいてください。
(フォロワーが言うに16bitが良いらしいです!ぼくはよくわかりません!)
【音の取り方】
次からは音を狩りましょう。
こちらに記載しているやり方はあくまで一例であり、他の方とはやり方が違う場合があります。
各々の合うやり方でやるのが良いと思います。以下は私のやっている方法です。
操作方法は「スペースキー」が再生ボタン、
「ドラッグ」が範囲選択という事が分かれば大体は大丈夫です。
あとは「環境設定」で、「選択した範囲の書き出し」のショートカットキーを設定すると楽です。
(私の場合はVをそのショートカットキーに設定しています。)
音素の取り方は至って簡単、「か」なら「か」の部分を切り取ればよいのです。
なんかこんな感じ。これを「選択した範囲を保存」します。
狩り場(音源データ)毎にフォルダ分けするといいとは思いますが、お好みで。
「か」の場合、「か000」「か001」などといった感じで保存していくと良いです。
(私個人の感想ですが、か1などといった感じで取ると後々順番がめちゃくちゃになったりするので、
出来るだけ001などの数字で入れています。
一例として、UTAUで読み込んだ際か1の次にか10、11などが並んでしまい、
並びがあんまり綺麗ではないので気持ち的に嫌だなあと思ったり。)
音の重複は出来るだけ複数取っておいてください。
音によって表情が違ったり、鳴らない音があったりするからです。
音の数、こちらもまた好みです。多く取る人も居ますし、少ないまま錬成などを多用する方も居ます。
これを繰り返して音を集めていきます。
音素は絶対「wav」で保存してね!!!
【最低限あると良い音】
各行の子音、母音が一つずつあると良いと思います
足りない音はUTAU上で錬成する事が可能なので、多過ぎず少な過ぎずの音素数を集めると良いです。
絶対に必要な音は「ん」です。これは「な行」の子音にもありますが、取っておいた方が良いです。
あとは「し」と「す」。これは「ち」と「つ」が無い時に代用出来るので、あると便利です。
「さ」+「い」などで錬成しても良い感じになるとは思いますが、正直それをするよりは
「し」「す」そのものの方が綺麗だなぁと感じますね。私個人は。
あとあると便利な音ですが、「語尾息」と「ブレス」です。
語尾息とは、「あー」の後に入ってくる吐息。ブレスは、文字通り息を吸い込む音です。
それがあると歌わせる際に吐息を吐かせるように歌わせられたり、息を吸わせたりできます。
必須ではないけど、あるとうれしいね♪くらいの気持ちで大丈夫です。
ちなみに、
「あ」「い」「う」「え」「お」などの母音は、「か」や「ま」などの音にもあるので、
わざわざそれを取るという事はしなくても大丈夫です。
私は多くとりたい派です。一部ですが、なんかこんな感じに色々な音を重複してでも取ります。
できるだけ錬成は「きゃ」「しゅ」などの拗音だけにしたい。だってめんどくさいから。
ある程度音が揃って来たり、目標数に達したら一旦やめて良いと思います。
足りなかったり欲しい音があったらまた足す、くらいで良いかと。
次はUTAU上で歌わせるための設定、「原音設定」について説明していきます。
次:3.原音設定
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