3.原音設定
【原音設定のやり方】
ざっくりと画像でぽんぽん説明していきます。
「UTAU上で原音設定をするやり方」と
「setParam上で原音設定をするやり方」※リンク先は@Wiki
の二つがあります。
当サイトでは「UTAU」での画像で紹介致します。
いずれにしても原音設定の位置自体は変わらないので、お好きな方で原音設定してください。
【原音設定の意味説明】
見やすいようにデフォルト音源で説明します。
左ブランク...鳴らさない箇所
鳴らさない(迫真)
固定範囲...全体で見た初めの音 ピンク色の範囲内です。
「かー」といった感じで表現すると分かりやすいでしょうか?
太字下線の引かれた部分の音になる場所です。
だいたい画像と同じ感じにした方が良いです。
オーバーラップ...前の音にどれだけ食い込むかを決めるもの
位置は好みによります。音を鳴らしてみて、好みの位置にするとよいかと。
長く取り過ぎたり、短すぎたりすると発音が悪くなるかも。
(正直私は音素を多めに取りたい派なので、効率を考えてさ行、は行など子音の長いもの以外は
初期値のまんまにしてたりします。これはほんとに好みに寄る気がします。
あと私の場合、わざと左ブランクの位置に置いたりなどもしちゃいます。マジで好みに寄る。)
先行発声...母音の始まりの音
ノートそのものの最初の音になります。
こちらは必ず「子音と母音の間」に置いてください。
白い所...引き延ばす母音 白色の範囲内です。
上記と同じ表現をするなら「かー」、伸ばし棒の部分となる場所です。
TIPSの場合はここがループします。(私の使っているTIPS用の原音設定は一番最後に書きます)
右ブランク...鳴らさない場所
「あかいやね」とか、音の後ろに別の母音が来るなどがあるかと思います。
母音が曖昧になる箇所は右ブランクを左に持って行って発音をはっきりさせるのが良いです。
あと、画像通りにして下さい、絶対に無音部分が白い場所に残るように置かないで下さい。
これはマジ。理由は悪い例に書きます。
【原音設定の悪い一例】
字めっちゃ汚くてごめんなさい。
画像内で表示してるような例になってしまうので、出来るだけ「発音の良い原音設定」にしてあげて下さい。
でないと綺麗な音素でも台無しになってしまう事があります。
私の紹介した見本や悪い例はあくまで一例ですので、ご自身のお好みの原音設定をして下さいませ。
でもほんとに良い位置に置かないとそりゃもう原音ブレイカーになってしまうので、注意してくださいね。
下記の見本もまた一例です。意味説明を読んだ後、ご参考までに。
ここから先のはちゃんと人力の音素を例にしていきます。特に説明は無いです。
【母音】
あ、い、う、え、お、ん
【か行、た行、ぱ行、濁音1】
か、き、く、け、こ / た、て、と (ち、つは抜き) / ぱ、ぴ、ぷ、ぺ、ぽ / ざ行等の若干長めな濁音
【さ行、ち、つ】
さ、し、す、せ、そ / ち、つ (ち、つはさ行よりもちょっと子音が短めですが大体同じです。)
【な行、ま行】
な、に、ぬ、ね、の / ま、み、む、め、も
【は行】
は、ひ、ふ、へ、ほ
【ら行、濁音2】
ら、り、る、れ、ろ / が、だ、ば等の短めな濁音全般
【や行、わ】